6月15日の早朝(JST)のワールドカップの日本チームのゲームはわくわくしますね。ランキング上位の10か国とそれ以下ではハッキリとした実力差があります。おそらく今の日本チームはそれ以下の中でトップクラスの位置にいるでしょうし、一流国チームは初戦で星を落とす可能性が結構高いです。初戦もチーム作りの延長上に置くからでしょう。日本はオランダにガチでぶつかるはずです。

さて、本日の教材は、故・緒方貞子氏のもの。おそらく最も有名だったのは、UNHCRでのchair (High Commissioner)として、だろうと私は思います。当時はソ連が瓦解して、バルカン半島でソ連のくびきを解かれた旧衛星国および近隣小国で紛争が多発していた時代。最終的にはNATOが爆撃機によって旧ユーゴスラビアの一部に爆撃機による攻撃をする事態になっていました。各地で難民が大量に発生していました。読者の多くは彼女の名前を知らないかも知れませんが、取り上げる価値はあるでしょう。

彼女は、首相犬養毅の孫であり、いとこには犬養道子(故人、エッセイスト)などがいる、明らかに上流階級の出身です。wikiによると、子供の頃Berkeley, CAに住んでいたこともあるようで、最近の言葉では帰国子女ということです。彼女のwikiは以下に:

緒方貞子 | wiki

私は以下のfootageをピックアップします。特に理由があるわけではありません。最初の1,2分を聞くと大体わかります。


実に自然で、高水準の教育を受けたことが容易にわかりますね。(もしそれが実感できない方が居れば、言葉をドン・トランプのと比べてみてください。)その英語はいわゆるinternationalなもの。決してAEではありません。UNHCRはGeneve, CH(Switzerland)に本部を置く、外交官により運営される組織ですので、AEだけが幅を利かせるということはないのでしょう。(なお、昔はヨーロッパでの英語というと、それは基本的にBEでした。そこにアフリカ人の英語を加えると、BEかフランス語訛りの英語。しかし、最近ではここでもAE訛りが前面に出ている印象があります。ただ、ここでもドン・トランプのむちゃくちゃな方針で、留学生が激減しているでしょうから、その勢いは短期的には昔ほどには強くないでしょうね。)しかも、英語の発音から、アジア出身だろうとはわかりますが、中国訛りではないし、インド訛りでもないし、中近東でもない・・・という消去法で日本だろうとわかる程度。少しダラダラ話すところがあるように見えます。この時は60代後半です。当時、たまに緒方貞子氏の帰朝の折りに、NHKなどが日本語でインタビューし、それが日本国内でニュースなどの報道で使われましたが、長期間海外にいる人が、日本語を忘れて言い淀む、という様子はなかったような印象を私は持っております。

なお、難民と言えば、いわゆるパレスチナ人を現代の我々は思い浮かべますが、実はパレスチナ地区では、UNHCRよりは、UNRWA (United Nations Relief and Works Agency for Palestine Refugees in the Near East)という団体が主な業務を担っております。このため、パレスチナに関してはUNHCRの関与はありません。