ドン・トランプは、既存の常識、良識、良心をせっせと破壊していますね。つい先日まで当たり前だった過去の世界に戻ることは不可能だろうなという直感を私は抱いております。私は真壁昭夫氏の最近のpostで、Stephen MiranというCEAのトップのことを改めて気づきました。詳しくは以下のpostをご覧ください:
だからトランプ大統領は「ぼったくり関税」を世界に発動した…「モノづくり大国日本」を弱らせる"黒幕"の正体 真壁昭夫 プレジデントオンライン

真壁氏の説明によると、今のドン・トランプの関税をめぐる戦略の元締めは、Stephen Miranであるとのmiranことです。たしかにそうでしたが、私はMiranのことをすっかり失念しておりました。CEAとSteve MiranのことはWWの以下のサイトおよびwikiで簡単に紹介されています。今日は彼の事をここで扱うことにします。

CEA
(Council of Economic Advisers) 
White House

Stephen Miran 
wiki

少し古いですが、彼の主張を扱ったvideoがありますので、それへのリンクを以下に。最初の1:30はCMですので、飛ばしていただいて結構です。

Breaking Down Trump's Potential Trade & Economic Policies | Stephen Miran


最後に、彼が昨年11月にまとめたレポートがあります。ですが、トップページの下段にある説明では、トランプ政権発足後のことが書かれていますので、一部はupdateされていると考えて良いようです。最初のExecutive Summaryを読む価値があります。つまり、トランプがちょっと前まで言っているのはこのレポートからなのですね。おそらくトランプの知能では読むことはできないはずなので、Miranからトランプに口頭で説明があったはずでしょう。私はHudson Bay Capitalについて何も知りません。カナダの北にある海のことをHudson Bayと呼びますし、この呼称はカナダでの企業のように私には響きますが、おそらくまるでポイントを外した、古い知識かも知れませんね。


なぜ立派なファンドを止めてまで、DCで仕事をするのか、私の理解を超えた人ですね。普通は、DCで政権に加担しようという人は、報国のためにボランティア精神で、あるいは大学教授で実際の政権で実務を経験したいというのが普通ですよね。