最近、私の使用する、ブラウザー(ウェブサイト閲覧ソフト)のうちサブの方で、マイクロソフト社と私の間で静かなバトルが続いております。起動時に表示されるサイトは私の設定ではM-W社のportalのはずですが、何度もMS社はそれを消して、私の意思とは無関係のサイト(MSN?)に上書きされます。今度は、私が設定変更自体できないようにどこかに隠されてしまいました。MSは困った企業文化を持っていますねえ。おそらくBill Gatesがいた時代のものを色濃く残しているのでしょう。MSはアップルのパクリをやっていました。よくアップルが訴訟を控えているなあといつも感心しておりました。まあ、別にサブの方なので、どうでも良いです。そのうちChromeにするつもりです。MSには本末転倒だと思いますけどねえ… なお、私のメインのブラウザーはここには書きませんが別の会社のものです。なぜそんなことになっているかというと、昔はMS社のブラウザーでは画面が崩れることがよくありました。そんなことがないようにと、世界中のウェブ技術者が集まって「文法」を決めているので、どんなフォント、文字サイズ、画面サイズ、画面縦横比でもちゃんと見えるはずなのですが、MS社はその文法を無視していました。これが同社の企業文化です。自分を過信していますね。これほどユーザーに愛されない民生用製品の会社も珍しいでしょうね。私は早くG社が潰してほしいと願っております。
さて、本日の話題は、私の苦手な t-sound のお話です。これは避けて通るわけには行きません。
さて、本日の話題は、私の苦手な t-sound のお話です。これは避けて通るわけには行きません。
あなたは cotton / kάtn/という発音の時、どのように発音しますか?脇に添えた発音記号の通りには発音しないと思います。曲者(くせもの)はこの発音記号での赤インクの部分です。発音記号では /kάtn/ となっていますが、実際の発音は/ kάʔn/という風になります。/ʔ/のところで、声帯を通る息を止めて「発音」します。goo辞書の音で確認しましょう。以下のURLをタップして、収録されている音を聞いてみてください:
このブログで/ʔ/についてはだいぶ前に扱いましたが、その後取り上げておりませんでした。goo辞書に収録されている、この変な音、息を止め、飲み込んだような音、これがglottal stop /ʔ/という音を使って発音した /kάʔn/です。
この発音、私が得意かどうかと問われれば、苦手です。私は自分でそう思い込んでいるだけらしいのですが… いずれにせよ、これなしで、英語を話すことは可能です。非常にclearに発音することが求められる場合には、できるだけglottal stop /ʔ/を使わずに話されることが多いように思います。ですがcottonのように使わなければいけない単語もたくさんあります。
例えば No, I can't.と発音する時のcan'tは、contractionと呼ばれますが、won'tなどと同様にすべてglottal stop /ʔ/で発音される可能性があります。あなたがしなくても、あなたの周りの人はそう発音する、している、するだろうと思います。それだとunclearな場合には、たとえば、あなたが聞き返した時、その人は仕方なく/kǽnt/と発音してくれるだろうと思います。
上記の情報は、一部の人には初めての話かも知れません。増してや、辞書の発音記号と発音とが異なる、ということに気づく人はあまり多くないと思います。しかし、英語の発音に自信を持ちたいのならば、そして聴き取りに自信を持ちたいのであれば、glottal stop /ʔ/は避けて通るべきではありません。幸い、YouTubeでglottal stopで検索すれば山のように発音と解説が出て来ます。
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