8月にNHKBSPで放送されたものを録画して見ました。別のバージョンの『猿の惑星』の方が、映画としては遥かに出来が良いと思いますが、このオリジナル作品の方にも英語耳のための教材としての利用価値はあるはずです。
公開:1968年
ジャンル:SF
監督: Franklin J. Schaffner
映画の最後近くのシーンで、Taylorが猿の若者にあるアドバイスを言います。クスクスと笑えます。(この映画の他のシーン、セリフではあまり笑える場所はありません。)
文化理解要求度 高い ★★★ 低い
熟語、俗語量 多い ★★★ 少ない
早口度 早い ★★★ 普通
ビジネス用例 少ない ☆☆☆ 多い
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合計 12★(満点15★)
ストーリー展開:かなり単純
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映画:『猿の惑星』(原題 Planet of the Apes )
公開:1968年
ジャンル:SF
時間:112分
脚本: Michael Wilson/Rod Serling
原作:Planet of the Apes by Pierre Boulle
監督: Franklin J. Schaffner
配役:
Charlton Heston as Taylorあらすじ:
4人を乗せた有人宇宙船が地球からはるかな場所で惑星に不時着する。3人が脱出。やがて猿の人間狩りにより捕獲される。その世界での支配者は猿で、人間は家畜化されようとしていた。その一人テイラーは研究者に救われるが、裁判にかけられる。猿の支配者が彼らの信じる聖書に書かれている以前の時代に、人間による文明があったことを隠していることが暴かれる。映画の最後のシーンでテイラーは自分がどこにいるかを悟る。
聞き所:
訛り:
なし。ただし、セリフ回しに、古い時代特有の抑揚の付け方があります。また、使われている言葉がかなり古いです。
俳優が猿の顔をつくるためでしょうか、少し発音が変です。
私の評価:
エンタメ度 つまらない★★★ 面白い文化理解要求度 高い ★★★ 低い
熟語、俗語量 多い ★★★ 少ない
早口度 早い ★★★ 普通
ビジネス用例 少ない ☆☆☆ 多い
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合計 12★(満点15★)
台本総語数:7.5k
スピード:7.5/112/2=134wpm (会話部分は映画の半分として。目安に過ぎません。)体感的には普通の速度です。
ストーリー展開:かなり単純
難解語割合:0%
コメント:
原作の作者ピエール・ブールは、『戦場に架ける橋(The Bridge on the River Kwai)』という小説、映画の原作者でもあります。つまり、戦争物も書き、SFも書いたのですね。彼は大東亜戦争時のインドシナで日本軍の捕虜になった経験があるそうです。なんとなくその2作品にはある種の共通点があるような気がします。
stage directionsのあるscriptです。
単語解説は不要です。
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