字幕なしの英語聴き取り応援団

英語の映画などの発話部分だけを編集、抽出して、繰り返し聞くという学習方法をおすすめするブログです。留学などの費用、時間をかけずに、実用的な英語力を涵養することができます。3か月以内に結果を出しましょう。既に210本以上の映画を紹介済み。

2026年02月

昨日のICBMの話で、割愛した話題などを。

ballisticという言葉は、「弾道の」という意味です。"ball"がありますが、それが語源ではなく、ギリシャ語の「投げる」という言葉から造語されました。単純化すると、弾道はボールを投げる行為と同じく物理学的な軌道を描きます。別名放物線。つまり2次元方程式で表現できます。遠くに核ミサイルを撃ち込もうとする場合には、一番効果的なのは、上空に高く上がる放物線で一番空気抵抗の少ないところを飛び(1)、放物線のピーク(2)で方向を変えてターゲットに向けて降下し、自然落下してゆく(3)、という弾道が(取られるのが基本です。

従ってICBMを迎撃するためには、上方に向けて推進中に迎撃する、ピーク近くで迎撃する、ターゲットに向けて落下し始める時に迎撃する、という3つの選択肢がありますが、まだ推進中のICBMを(1)で捕捉するのは極めてハードルが高いでしょう。(2)だと段々速度が低下してゆきやがて落下し始めたときが加速し始める時です。打ち落とすには条件が有利ですが、最も難しいのが高度です。色々なタイプがありますが、ピークは1000kmから4000km位上空(ロフテッド軌道の場合)になります。ISSの飛行高度が400km位ですので、それよりも遙かに高い高度です。地球の半径が約6000kmですので、如何に高いかを想像できます。

(3)の落下開始後だと、ターゲットに最も近いので、迎撃する側からは距離が近いので相対的にやりやすい、ということになります。ただ、攻撃側はこれを見越して核弾頭を複数にし、飛行中に分離させて、迎撃を難しくする、ということをするのが普通です。これをMIRV型と呼びます(Multiple Independently Targetable Reentry Vehicle)。

NATOの中で完璧な迎撃システムを保有するのは唯一アメリカだと言われています。フランス、UKなどはある程度の制限下での迎撃システムを保有し、それをヨーロッパ側NATO加盟国で共有するという形になっていると言われています。日本に備えられている迎撃システムは基本的にアメリカが供給する最新鋭のもので、おそらくアメリカとNATOとの中間に位置する迎撃力だろうと私は想像します。主に北朝鮮からの攻撃を想定していると言われています。ただし、私の意見では、そんな大金を掛けるよりは、やられたらやり返すというICBMの攻撃力を持つ方が遙かに安い予算で高い効果を得ることができると考えます。例えば、北朝鮮は攻撃力は持っているかも知れませんが、彼らが高度な防衛システムを有していると考えるのは無理があるでしょう。「お前がやったら、俺は確実に絶対に報復するぞ」というメッセージのためには、迎撃システムではなく、攻撃力を持つ必要があります。実際に、それを怠った例があります。ウクライナです。日本の被爆国なんとかという観念論は、国際政治の現実の前では意味を持ちませんね。

先月ドン・トランプがGolden Dome構想を述べた時、よく調べなかったことが、ロシアからアメリカへのICBMはグリーンランドの上を飛ぶのかどうか、ということです。ChatGTPに聞いてみました。彼の回答を引用しましょう。

恐らく、大事な点は、ICBMという武器は、発射から着弾まで、おおよそ25/30 minだろうと言われています。つまり、敵の行動に対してreactiveに動く以上、迅速にreactする必要があります。reactとは、撃墜することと、反撃することです。色々なタイプのICBMがあるそうですが、基本は、名前の通り、ballisticな軌道を取る、つまり、地球の重力から脱出するコースまでは推進ロケットを必要としますが、一定の高度に達した後は惰性で軌道を飛行します。これだと撃墜される可能性が高まるので、低い高度で飛行するタイプのICBMもありますが、それには遙かに大きな推進エンジンが必要ですので、別の課題がたくさんあります。ここでは単純化のためにballisticな軌道という前提で。(なお、Golden Domeについての発言をチェックしたい方、それは以下の記事にあります:トランプの発言についてのpost  | Fortune)

quote:
Short answer: No, not all Russian ICBMs would fly over Greenland — but many of the most direct routes would pass near it. And yes, that geographic reality is part of why Donald Trump has talked about Greenland’s strategic importance.

🌍 Why Greenland matters for missile routes
Russia and the United States sit across the Arctic from each other. Because the Earth is round, the shortest path (great-circle route) between much of Russia and much of the U.S. goes over the Arctic — not over Europe or the Pacific.

Greenland sits in the middle of that Arctic corridor.

🚀 Would all ICBMs fly over Greenland?
No.

It depends on:

Where in Russia the missile is launched from

What U.S. target it is aimed at

The specific trajectory chosen

Missiles aimed at:

The U.S. East Coast → often pass over the Arctic and near Greenland

The Midwest → also commonly Arctic routes

The West Coast → more likely to pass over the high Arctic or Pacific region instead

So Greenland is not mandatory airspace, but it lies along many optimal northern routes.

🛡️ Why that matters strategically
The U.S. already operates missile warning and space-tracking facilities in Greenland (under agreements with Denmark). Its location makes it useful for:

Early missile detection

Radar tracking of objects coming over the Arctic

Monitoring Russian Arctic military activity

This strategic geography — not just natural resources — is one reason Greenland is sometimes discussed in U.S. defense planning.

🔎 Is missile flight path the main reason Trump mentioned?
It’s one factor, but not the only one. When Trump discussed Greenland, he and supporters pointed to:

Arctic military positioning

Competition with Russia and China

Rare earth minerals

Growing Arctic shipping routes due to melting ice

Missile trajectories are part of the broader Arctic strategic picture, but the U.S. already has military access there — ownership is not required for missile defense coverage.

If you'd like, I can also explain how U.S. missile defense systems actually detect and track incoming ICBMs (in simple terms) — here’s a clear, simple breakdown of how the U.S. detects and tracks incoming ICBMs, and where Greenland fits in.

🚀 1. Launch Detection (First Seconds)
When an ICBM launches, its rocket engines produce an intense heat plume.

🛰️ Space-based infrared satellites
The U.S. uses early-warning satellites to detect that heat almost immediately after launch.

These satellites spot the infrared signature

They determine launch location

They estimate initial trajectory

This detection happens within seconds to a minute.

🌍 2. Midcourse Tracking (Over the Arctic)
After the boost phase (about 3–5 minutes), the missile coasts through space for ~20 minutes.

This is where Arctic geography matters.

https://d1ldvf68ux039x.cloudfront.net/thumbs/photos/2210/7459705/2000w_q95.jpg

https://media.defense.gov/2023/May/12/2003222210/1300/700/0/220811-X-BV344-1002.JPG

https://media.defense.gov/2017/Mar/27/2002516859/-1/-1/0/150113-F-OT300-031.JPG

https://media.arcus.org/files/styles/juicebox_medium/public/ima/images/McCarthy_IMG_8409.jpg?itok=lBVbKb8T
📡 Ground-Based Radars in Greenland
At Pituffik Space Base (formerly Thule Air Base), the U.S. operates powerful early-warning radars.

These radars:

Track objects flying over the Arctic

Refine trajectory calculations

Help determine if the missile is headed toward the U.S.

Because many Russian missile paths cross the Arctic, Greenland is well positioned to observe them.

🛡️ 3. Interception (If Ordered)
The main U.S. system designed to stop long-range ICBMs is:

Missile Defense Agency

Ground-Based Interceptors located in:

Alaska

California

These interceptors:

Launch into space

Attempt to collide with the incoming warhead

Use “hit-to-kill” (no explosive warhead)

Important: The system is designed to counter limited attacks, not a massive full-scale Russian strike.

🧠 Why Greenland Is Useful (But Not Essential to Own)
Greenland’s value is:

Early Arctic visibility

Radar tracking during midcourse phase

Monitoring Russian Arctic military activity

However:

The U.S. already operates there via agreement with Denmark

Satellite systems provide global detection coverage

Ownership is not required for missile tracking

So yes — Arctic missile paths are part of the strategic logic people reference when discussing Greenland, but the U.S. already has access for defense purposes.
unquote.

Chattieの説明の限りでは、特に波風を立ててアメリカがグリーンランドを領有することは、軍事的にはあまり意味がない、ということだと私は解釈しました。

今日はものすごく下らないpostを書きます、いつも以上に。

先日中部メキシコの最大の麻薬組織(CJNG: Cártel Jalisco Nueva Generación)のボスel Menchoがメキシコ軍の攻撃により病院搬送中に死亡しました。日本ではまるで話題になっていません。中南米における麻薬組織は、自分の軍隊を持ち、大抵は地元警察を賄賂で手なづけています。正規の軍隊との違いは、普通は空軍力を持っているかどうかだと言われています。これのあるなしでは機動力は相当違いますね。普通に解釈すれば、今回もその違いで政府側に有利に進展し、カルテル側にダメージがあった、ということでしょう。メキシコでの軍隊での腐敗の状態を私は知りませんが、事前に、攻撃があるという程度の知らせはカルテル側に漏らした人がいるだろうと考えるのが現実的でしょう。

若い方々は、この種の情報に接すると、新聞などの記事の隅から隅まで読む人がいるでしょうが、大体どの麻薬組織も似通っていて、お互いに足の引っ張り合いをし、利権争いにあり、地元の警察を買収している、と考えれば、別に記事を読まなくてもだいたいの事柄は推測可能で、事実とさほど違うことはないだろうと私は思います。

メキシコ政府が今回の軍事行動をとった最大の理由は、トランプ政権からの圧力を無視し続けることは得策ではない、という判断があったからでしょう。でも普通に考えれば、地元州政府、中央政府にもカルテルの利害に沿った行動をする人はいるはず。

では、このボスの死は組織の瓦解をもたらすのか?そんなことはないでしょう。どの麻薬組織でも内部抗争はつきもの。ボスが死ぬと内部で権力争いが発生して、やがて後継者が現れる、というのが通例です。

かつて良くアメリカ映画に登場したのが、イタリア系のマフィアですが、最近はあまり目立ちませんよね。そのはずで、彼らは堅気になったと言われています。ラスヴェガスでカジノ、ホテル経営に関与するようになり、一時は抗争があったようですが、これがマフィアをやるより良い、ということに気づいて、マフィア稼業から卒業したと言われています。カジノでのギャンブルというのは、必ず胴元が儲けるようになっています。例えば、カードゲーム。ディーラーが「親」をやる仕組みですが、ディーラーにはインターカムで指示が来ますし、客から見えない所にあるモニターで客(「子」)の手のうちを100%把握しています。カードにチップが埋め込まれていますので。ルーレットでも、彼らは専門の学校を卒業して、思い通りの結果になるようにボールコントロールができるのです(あるいは現代ではもっと露骨な仕組みがあるのかも知れません)。ですので、彼らの仕事は、客に来てもらい、最初は勝たせていい気にさせ、そのうち、大金を巻き上げる、ということになります。こうやってカジノ経営は儲かるとわかってからは、元マフィアは暴力にたよらなくなり、ちゃんと経理をやって納税するようになりました。1980年代までは暴力はあったようですが、違法なことをやって警察と対立するより、そちらの方が儲かるから。ただlaw enforcmentがちゃんと仕事をする、ということは必要です。容易に買収されて・・・では「正常化」は難しいでしょうね。

このような成功事例があるのですから、メキシコ政府はカンクンなどにもっと外国人向けのカジノを開かせて、できればラスヴェガスのように安いホテル代、安い食費で・・・ということを実施できそうかもね、とこの素人は思うのですが、難しいのでしょうか。

COSTCOはアメリカの小売り企業です。日本でも小売りをしております。結構日本でも人気があるようです。なぜ消費者に人気があるのかがこの老人にはよくわかりません。全然割安感がありません。コストコ好きの人はもしかすると計数感覚が弱いかも知れません。一体毎日毎日どれほどのコストコで買った食材が余ったまま捨てられているのでしょう。

コストコのレジ待ちの時に他の人々の買う金額を見ていると、大体1グループ(家族?)で数万円ですね。普通日本人はそのような買い方をしないものです。アメリカでは多くの人は週1の買い物が普通で、昔は$100とか$150とかで収まるのが普通でしたが、今はどうなっているのでしょうか。それはともかく、アメリカのスーパーマーケットよりも、日本人の買いっぷりの方が大胆ですよね。

一方、働く場所としては、近所のおばさまたちによるとコストコは「時給」が少し他より良いのだとか。「良い」とはどうも1,500円位を指しているようです。人件費の計算をする時には、アメリカの場合、大抵は1800時間で計算します。これだと電卓がいるので、2000時間で計算して、1割引きます。1500円の場合、年間で270万円と出ますが、これってアメリカだと家庭持ちだとフードスタンプがもらえるレベルですよね。ということは、コストコが日本で利益を出していられる理由は安い人件費かも知れません。まあ、アメリカの小売り業界というのはどこもみな低賃金、低熟練度で知られています。本当はどんな仕事をしているかで違いますが、レジ業務などはnon-skilled laborの象徴と見なされています。

先日、コストコの店内でみかけた、中国産タマネギの、コストコ用の巨大な箱に「100% NATURAL」と書かれていました。アメリカの小売りでこの用語を使うと一発でアウトですね。naturalな農産物というのは、ありえません。(100% organicということはありえるかも知れませんが、その場合は認証機関にcertifyされないと使えません。)日本のコストコの社員教育のレベルがなんとなくわかります。

別の日に見たもの。肉の売場にあった商品名は叉焼 char siu でした。なるほど。英語には char-grilledという言葉があって、意味は「炭で焼いた〇〇」という意味です。このために-r-を入れたくなるのでしょうね。ですが、中国語おそらく広東語方言だと思いますが、それはcha-siuと発音します。(標準語ではcha-shao?)調味料を塗った豚肉を窯で焼いた料理の事です。外側が赤っぽい色の、焼いた豚肉ですね。日本の広東料理の店で酒のつまみプレートを頼むとたいていこれが入ってます。日本のラーメン屋では豚肉すべては、料理法にかかわらず、「ちゃあしゅう」と呼ばれます。

日本のマクドナルドの店には、アメリカなどで見かける、一目で低所得者とわかる人はいませんね。それと同じで、本国でのビジネスのやり方と出店でのビジネスのやり方は違うものなのでしょうね。

23日の夜、NHK Gテレで偶然見たのが「りくりゅう」ペアのドキュメンタリー。私は滅多にスポーツもののコメントを残すことはないのですが、書かせていただきたく。スケートの何も知らないこのオジイサンにも彼らのパフォーマンスが凄かったのはわかりました。

「りくりゅう」のアクロバティックな動きには肉体的負担はないか心配でしたが、ちゃんと木原龍一氏は去年でしたか、4か月間腰をかなり悪くしていたようですね。小柄とはいえ、女性を空中に放り投げて受け止めるのですから、相当な負担でしょう。復帰できたこと自体が奇跡に近いのでは?

コーチBruno Marcotteの声が入っていました。一言二言しか入ってなかったと思いますが、ラテン系の訛りがありました。「りくりゅう」たちと共通語としての英語で話しているうちに、平易な言葉遣いになったのでしょうね。調べるとなんとカナダ人なのだそう。ということは「フランス」語地区の生まれでしょうし、フランス語の方が得意で、英語はほぼ外国語ということなのでしょうか。なお、フランス人によると、ケベック州のフランス語は、現代では異様なフランス語で、数世紀前のフランス語だそうですよ。Marcotteという姓はおそらく職業姓で、ワイン造りに関係しているらしいです。

1972年に札幌で冬季オリンピックが開催されたとき、フィギュアスケートは今とはかなり違った競技でした。私が覚えているのは、ジャネット・リン(Janet Lynn)というアメリカの選手がかわいくて、金メダルをとった選手のことは覚えていなくても、ジャネットのことは覚えている、というちぐはぐな現象がありました。彼女は尻もちをついて、それでも銅メダルをとった、と評判になりました。記録映画があって、ちょっと余計な画像がスーパーインポーズされていますが、関心のある方はチェックしてみてはいかがでしょう。なお、Lynnというのはスコットランド系でよく見る姓です。



「りくりゅう」のペアの競技とは違いますが、それでもどことなくのんびりしたものがありませんか?ジャネットはもっとヘタだったと思っていましたが、この動画を見る限りそうではありませんね。

さて、あなたも外国人コーチの指導を受ける時が来るかも知れません。そんな時にもちゃんとチャンスを掴み飛躍しましょう。日本人が英語で縮こまるのはもう古い過去の話。若い方々は、ぜひ飛躍してください。そして、時々英語の勉強にもbreakをとりましょう。ちょっといつもと違うことをすると、気づくことが多いものですよ。



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