本題の前に。先日テレビの報道番組を見ていたら、沖縄県人が自衛隊などの基地がどこかの島(たぶん慶良間島)に置かれることに反対していました。理由は大東亜戦争の時の沖縄戦において、アメリカ軍が先ず集中的に攻撃したのは、慶良間島にあった挺身隊(?)の基地だったからだそうです。つまり、彼と他の多くの沖縄県人は、自軍の基地があると敵から攻撃されると思い込んでいるようです。そのため沖縄県人は沖縄に基地を造って欲しくないのだそう。この理論は間違いとまでは言いませんが、根本的に勘違いしています。基地がなければ敵は攻撃しないとでも?そんなことはありません。敵の優先順位に従って攻撃したいところを攻撃するだけの話。それを防ぐためには、どこそこを攻撃しても得失比較において自軍が損をする、ということを強く知らせておく必要があります。そのためには基地あるいはそれに変わる軍事施設が必要ですね。今次の戦争ではウクライナはまるで防衛能力がなかったので、ロシア軍にいいように侵入されました。沖縄でよく聞くこの種の話、自衛隊はちゃんと説得する必要がありますね。
さて、今日はTEDからこんなvideoをピックアップしてみました。(このブログでは話題を特定の分野に限定せずなるべく広い分野で、と心掛けています・・・)スピードは145 wpm です。普通かやや速めのスピードです。speakerは登場せずにアニメと音声で説明されます。必要な方にはtranscriptが用意されています。親しみのなさそうな用語については私なりの解説を以下に:
最初に登場する tear という単語の意味はおそらく「断裂」で良いと思います。これは筋繊維の一部を損傷することです。もっと大きなダメージが筋断裂 rupture と言います。
viscoelastic 日本語でも見ない単語ですよねえ。辞書では「粘弾性」となっています。粘性と弾性を併せ持つ性質のことです。viscosity単独では「粘性」という意味です。
tendon とは「腱」のことでしょうね。この動画からわかります。
elastin はそのまま「エラスチン」です。タンパク質の一種。
sarcomereは筋肉の最小構造を指すようです。
skeletal <skelton ; skeletal muscle 骨格筋
ストレッチは筋温を上げてからする方がストレッチの効果がより明確に現れると言われています。つまり、ウォームアップの前にストレッチするよりはウォームアップの後にする方が良い、と言われます。しかも、運動の前にはstatic stretchingよりは、dynamic stretchingの方が推奨されます。dynamic stretchingとは、動きのあるストレッチです。静的にハムストリングを数十秒伸ばす、というやり方の代わりに、例えば、脚を前後に大きく振り、ハムストリングと反対側のクワッド(大腿四頭筋)を交互に伸ばす方が良い、と言われます。また、運動の最初にストレッチすると、本番でのパフォーマンスを下げる、という研究もあります。ただ、このビデオで説明されていることは、大方の研究者は原則的には賛成するでしょう。
さて、今日はTEDからこんなvideoをピックアップしてみました。(このブログでは話題を特定の分野に限定せずなるべく広い分野で、と心掛けています・・・)スピードは145 wpm です。普通かやや速めのスピードです。speakerは登場せずにアニメと音声で説明されます。必要な方にはtranscriptが用意されています。親しみのなさそうな用語については私なりの解説を以下に:
Malachy McHugh
TED-Ed
March 2023
最初に登場する tear という単語の意味はおそらく「断裂」で良いと思います。これは筋繊維の一部を損傷することです。もっと大きなダメージが筋断裂 rupture と言います。
viscoelastic 日本語でも見ない単語ですよねえ。辞書では「粘弾性」となっています。粘性と弾性を併せ持つ性質のことです。viscosity単独では「粘性」という意味です。
tendon とは「腱」のことでしょうね。この動画からわかります。
elastin はそのまま「エラスチン」です。タンパク質の一種。
sarcomereは筋肉の最小構造を指すようです。
skeletal <skelton ; skeletal muscle 骨格筋
ストレッチは筋温を上げてからする方がストレッチの効果がより明確に現れると言われています。つまり、ウォームアップの前にストレッチするよりはウォームアップの後にする方が良い、と言われます。しかも、運動の前にはstatic stretchingよりは、dynamic stretchingの方が推奨されます。dynamic stretchingとは、動きのあるストレッチです。静的にハムストリングを数十秒伸ばす、というやり方の代わりに、例えば、脚を前後に大きく振り、ハムストリングと反対側のクワッド(大腿四頭筋)を交互に伸ばす方が良い、と言われます。また、運動の最初にストレッチすると、本番でのパフォーマンスを下げる、という研究もあります。ただ、このビデオで説明されていることは、大方の研究者は原則的には賛成するでしょう。