このブログは知っていても何の役にも立たないことに少し熱意を込めることがあります・・・
フランス語に、やや特殊な言葉 verlan があります。これは現代の若者たちが、普通の会話を隠語化するために、単語の綴りをひっくり返して発音することを言います。辞書を見ると日本語は「倒語」。
いくつかのやり方があるので、本来の綴りをそのまま裏返しに、つまり右から左へ読むやり方もあれば、音節の順番を変えて発音するやり方もあります。これをやられると現代フランス語の学習者には荷が重いでしょうが、現実として受け入れるしかありません。ちょうどアメリカで黒人のslangがかっこいいと評価され、upper-middleの白人の若者がまねるのと似ていると私は思います。verlanと言う言葉は英語の辞書には載っていないと思います。調べた限りではありませんでした。ChatGPTに英語にverlanに相当する現象があるかを尋ねたら、ない、との返答でした。
では日本語には?実はあります。あるいは、かつてありました。それは「ズージャ語」と呼ばれました。ズージャとはジャズのことです。verlanしていることを示すためでしょうか、「ー」(長音)化させますが、これの例はあまり多くないと思います。森田和義という名前はverlanされてタモリとなりました。
verlanismの真骨頂は金額にあると思います。数字をCDEF・・・の音階に変えてドイツ語風に読みます。知りたい方は「ズージャ語」のwikiサイトをご覧ください:
「ズージャ語」のwiki
我々が英語でverlanという言葉を使うことはなさそうですが、万が一必要になった時、私のアイディアは verlanize という新語で対応する、というものです。これだと相手はverlanという言葉が元になったのだな、という程度の推測ができますので、最低限親切なやり方だろうと思います。
フランス語に、やや特殊な言葉 verlan があります。これは現代の若者たちが、普通の会話を隠語化するために、単語の綴りをひっくり返して発音することを言います。辞書を見ると日本語は「倒語」。
いくつかのやり方があるので、本来の綴りをそのまま裏返しに、つまり右から左へ読むやり方もあれば、音節の順番を変えて発音するやり方もあります。これをやられると現代フランス語の学習者には荷が重いでしょうが、現実として受け入れるしかありません。ちょうどアメリカで黒人のslangがかっこいいと評価され、upper-middleの白人の若者がまねるのと似ていると私は思います。verlanと言う言葉は英語の辞書には載っていないと思います。調べた限りではありませんでした。ChatGPTに英語にverlanに相当する現象があるかを尋ねたら、ない、との返答でした。
では日本語には?実はあります。あるいは、かつてありました。それは「ズージャ語」と呼ばれました。ズージャとはジャズのことです。verlanしていることを示すためでしょうか、「ー」(長音)化させますが、これの例はあまり多くないと思います。森田和義という名前はverlanされてタモリとなりました。
verlanismの真骨頂は金額にあると思います。数字をCDEF・・・の音階に変えてドイツ語風に読みます。知りたい方は「ズージャ語」のwikiサイトをご覧ください:
「ズージャ語」のwiki
我々が英語でverlanという言葉を使うことはなさそうですが、万が一必要になった時、私のアイディアは verlanize という新語で対応する、というものです。これだと相手はverlanという言葉が元になったのだな、という程度の推測ができますので、最低限親切なやり方だろうと思います。