日本語では老子と書いて「ろうし」です。これをlatinizeすると、普通は Lao Zi にします。春秋戦国時代の「哲学者」という理解でよろしいのでしょう。Lao Ziは英語圏でも良く知られた人です。私が好きな、彼の有名なフレーズは Those who speak do not know, those who know do not speak です。おそらくこれが最も良く知られたLao Ziの言葉でしょう。ほとんど解説が要らないほど簡潔明瞭です。ただ、欧米人の論理のcontextから見ると、これはnonsenseという人は少なくありません。もしかすると、これを高く評価するのは東洋人と東洋の心を持つであろう西洋人だけなのかも知れません。
ちなみに、中国語の原文は何かとChatGPTに尋ねたところ、間違えた答えが返ってきましたので、私はここに掲載するのを控えます。彼は本当に中国語を理解しているのか少し心配に…
でも、Lao Ziの言葉とされる、別の極めて有名なフレーズがあります。「千里之行,始于足下」なんとなくわかりますよね。A journey of a thousand miles begins with a single step. これはあまりに有名なので、古代ローマ人の言葉だと固く信じているアメリカ人がいました。私はそれが間違いである、ということを示す積極的な証拠を知りませんが、Lao Zi で十分納得できます。
なお、中国の古典となると、欧米では必ずしも現代中国語のpinyinが優勢とは限りません。英語圏でも広州語(香港などの言葉)で培った土台がありますので、ですので、道教と書いて、英語では普通は Taoism と呼びます。Lao Zi という名前と Taoism 程度の事を知っていても無駄ではないだろうと思います。なお Lao Zi が実在した人物の名前なのか、単なる尊称に過ぎないのかなどたくさんの疑問がありますが、それらはほぼ研究者のmatterとして位置付けて良いと思います。
ちなみに、中国語の原文は何かとChatGPTに尋ねたところ、間違えた答えが返ってきましたので、私はここに掲載するのを控えます。彼は本当に中国語を理解しているのか少し心配に…
でも、Lao Ziの言葉とされる、別の極めて有名なフレーズがあります。「千里之行,始于足下」なんとなくわかりますよね。A journey of a thousand miles begins with a single step. これはあまりに有名なので、古代ローマ人の言葉だと固く信じているアメリカ人がいました。私はそれが間違いである、ということを示す積極的な証拠を知りませんが、Lao Zi で十分納得できます。
なお、中国の古典となると、欧米では必ずしも現代中国語のpinyinが優勢とは限りません。英語圏でも広州語(香港などの言葉)で培った土台がありますので、ですので、道教と書いて、英語では普通は Taoism と呼びます。Lao Zi という名前と Taoism 程度の事を知っていても無駄ではないだろうと思います。なお Lao Zi が実在した人物の名前なのか、単なる尊称に過ぎないのかなどたくさんの疑問がありますが、それらはほぼ研究者のmatterとして位置付けて良いと思います。