本日の話題は高校経営…といいながらも損益計算を省略した、かなり素朴なデッサンです。英語は出てきません。なお、このpostを書いた後で、日大の理事長らが辞任との報道がありましたが、見なかったことにしてこれをそのまま掲出いたします。
まず、優秀な教員を選抜し、彼らを集中配置させます。例えば、仙台市に東北地方の日大付属高校の進学専門校を置きます。そこに東北地方の日大付属の優秀な教員を集めます。全寮制ですね。教員が不足していれば、募集します。父母に対してcommitmentをします。「この学校から3年後全国の有名大学に進学する生徒を10名出します。出さなければ卒業時に全卒業生の上位50%に授業料全額を返還します。」これくらいは日大の規模からいえば簡単でしょう。1クラス20から30名位でしょうか。面倒を見れるが、勢いを失わない生徒数はその位でしょう。
先ずカスタマーは誰か。両親(保護者)がprimary customerで、生徒はsecondary customerです。両親の満足度を定期的に測定します。次いで、入学試験。毎年、同じ問題を出すことを約束します。中学で学んでおくべきことを網羅した試験ですが、毎年「同じ」問題でやります。毎年新しい問題を出しても意味は薄いでしょう。過去問はなくなりますね。ただ同じ問題が問題用紙に印刷されているのではなく、例えば中学校で学ぶべき事柄を数学で100個、英語で100個、…というように絞りその中から10個を選んで問題にします。「同じ」の意味ですが、まったく同じでは味気ないので、同じ文章問題ではあるが、いわば「中身の個数」は違えてある、という程度の意味です。数学など理系の科目ではやりやすそうですが、国語、英語では難しいでしょう。ですが、英語を例にとると、基本語500を示し、すべての問題はそれらを使ったもの、和文英訳の例文も50か100個用意し、それらから出題ということを想定すれば克服できそう。問題集の出版もついでに。事業機会をガッチリと掴みましょう。こうすると標準的な問題集は日大の選抜コースのあれ、ということになます。中3生の圧倒的多数がそれを使って勉強することになるでしょう。
当然のことながら、入学試験では合格者ほとんど差がなくなるはず。こうすれば中学で学ぶべきことをほぼ完全にマスターした生徒だけが入学してきます。手をかけるべき優秀な生徒がどこにいるかがわかります。日大付属高校にいるのです。後はちゃんとした授業と指導を。
後は優秀な生徒に対して、リベラルでオープンな授業をするだけ。学力が高い生徒は自主性も高いのが普通なので、あまり手をかけずに彼らは独力で学力を伸ばして行くでしょう。大事なことは、それを生かすも殺すも教員次第だということ。校則はいらんでしょう。この時に最も問われるのは、教員の資質でしょう。この時にこそ大事なことは、校長が優秀な教員を選び、一緒に授業を工夫することでしょうね。詰め込み教育はしないでしょうね。当然脱落する生徒もいるはず。退校してもらいましょう。会社経営と同じで下位10%グループはお荷物に過ぎないので、進級には厳しく望みましょう。別に日大グループに進学してもらう必要はありませんね。
こうすることで日大付属高にもちゃんとした教員人材がいるということを世に知ってもらいます。その間に、似た仕組みをどこかの日大の大学の校舎につくり学部とし、少数精鋭で優秀な卒業生を輩出し、ちゃんと評価してもらいます。たとえば、二級建築士合格を目指すための建築学科。
この流れをつくるまで最低で10年位でしょうか。なお、上では日大ブランドを使うような話をしましたが、実際には別のプレミアム・ブランドでやる方がやりやすいでしょうね。こんな機会は数多くあったはずですが、怠慢のせいで何もしないできたのが日大。親方風を吹かせたり、パワハラをしたり、運動部で卑劣なタックルを…という教育機関の本筋とは関係のないことばかりをやる人々、やらせる人々がリーダーだったのです。日大自身が、つまり日大の中心部分が一番変わって行かなければならないと私は強く思います。それは私の意見ではとんと存在感のない教授会です。さて、あなたのアイディアは?
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最近、日本大学はメディアに次々と「飯のタネ」を提供していますね。このように興味本位で記事を書かれている間は嵐のようなものなので、頭を低くして、嵐が通り過ぎるのを待つしかないでしょうねぇ。さもないと、ジャニーズ関係の人々のように「飯のタネ」つまり話題を次々に何か月間ものあいだ提供し続けることになります。これはぜひ避けねばなりません。もともとたいしたことのないブランドを更に毀損するだけ。さて、私は10年位をかければ日大グループを、いくつかの妥当な施策をすれば日本有数の教育機関に変身させることができるかも知れないと思っております。根拠はなにか。今中高一貫などで人気「上位」にいる学校のかなりは昔はろくでもないというランクだったから。つまり、やりようによっては日大グループにもチャンスはあるはず。日大はその変化とは無縁の存在であり続けました。その中心は大学ではなくてまず高校ですね。高校の評価のうち最も有効なものは、有名大学への進学状況でしょう。これで日大付属高校を業界のleaderにする。how?まず、優秀な教員を選抜し、彼らを集中配置させます。例えば、仙台市に東北地方の日大付属高校の進学専門校を置きます。そこに東北地方の日大付属の優秀な教員を集めます。全寮制ですね。教員が不足していれば、募集します。父母に対してcommitmentをします。「この学校から3年後全国の有名大学に進学する生徒を10名出します。出さなければ卒業時に全卒業生の上位50%に授業料全額を返還します。」これくらいは日大の規模からいえば簡単でしょう。1クラス20から30名位でしょうか。面倒を見れるが、勢いを失わない生徒数はその位でしょう。
先ずカスタマーは誰か。両親(保護者)がprimary customerで、生徒はsecondary customerです。両親の満足度を定期的に測定します。次いで、入学試験。毎年、同じ問題を出すことを約束します。中学で学んでおくべきことを網羅した試験ですが、毎年「同じ」問題でやります。毎年新しい問題を出しても意味は薄いでしょう。過去問はなくなりますね。ただ同じ問題が問題用紙に印刷されているのではなく、例えば中学校で学ぶべき事柄を数学で100個、英語で100個、…というように絞りその中から10個を選んで問題にします。「同じ」の意味ですが、まったく同じでは味気ないので、同じ文章問題ではあるが、いわば「中身の個数」は違えてある、という程度の意味です。数学など理系の科目ではやりやすそうですが、国語、英語では難しいでしょう。ですが、英語を例にとると、基本語500を示し、すべての問題はそれらを使ったもの、和文英訳の例文も50か100個用意し、それらから出題ということを想定すれば克服できそう。問題集の出版もついでに。事業機会をガッチリと掴みましょう。こうすると標準的な問題集は日大の選抜コースのあれ、ということになます。中3生の圧倒的多数がそれを使って勉強することになるでしょう。
当然のことながら、入学試験では合格者ほとんど差がなくなるはず。こうすれば中学で学ぶべきことをほぼ完全にマスターした生徒だけが入学してきます。手をかけるべき優秀な生徒がどこにいるかがわかります。日大付属高校にいるのです。後はちゃんとした授業と指導を。
後は優秀な生徒に対して、リベラルでオープンな授業をするだけ。学力が高い生徒は自主性も高いのが普通なので、あまり手をかけずに彼らは独力で学力を伸ばして行くでしょう。大事なことは、それを生かすも殺すも教員次第だということ。校則はいらんでしょう。この時に最も問われるのは、教員の資質でしょう。この時にこそ大事なことは、校長が優秀な教員を選び、一緒に授業を工夫することでしょうね。詰め込み教育はしないでしょうね。当然脱落する生徒もいるはず。退校してもらいましょう。会社経営と同じで下位10%グループはお荷物に過ぎないので、進級には厳しく望みましょう。別に日大グループに進学してもらう必要はありませんね。
こうすることで日大付属高にもちゃんとした教員人材がいるということを世に知ってもらいます。その間に、似た仕組みをどこかの日大の大学の校舎につくり学部とし、少数精鋭で優秀な卒業生を輩出し、ちゃんと評価してもらいます。たとえば、二級建築士合格を目指すための建築学科。
この流れをつくるまで最低で10年位でしょうか。なお、上では日大ブランドを使うような話をしましたが、実際には別のプレミアム・ブランドでやる方がやりやすいでしょうね。こんな機会は数多くあったはずですが、怠慢のせいで何もしないできたのが日大。親方風を吹かせたり、パワハラをしたり、運動部で卑劣なタックルを…という教育機関の本筋とは関係のないことばかりをやる人々、やらせる人々がリーダーだったのです。日大自身が、つまり日大の中心部分が一番変わって行かなければならないと私は強く思います。それは私の意見ではとんと存在感のない教授会です。さて、あなたのアイディアは?