9月29日のNHKの朝のニュースで、外相上川陽子氏が国連で行った、何らかのスピーチ画像の数秒間がニュースで使われていました。私はそれを興味深く聞きました。彼女は紙を見ながら英語で話していましたが、前回このブログで取り上げた時よりも、少し、あるいは相当落ちるレベルの英語でしたね。ちょっと前回で使ったvideo clipではたまたま彼女の英語の良い面が強く出ていただけで、それは彼女の発音に関してあまりrepresentativeではないのかも知れません。
さて、本日は私の無知をさらす話題です。私は英語などの語学を専攻したありません。つまり英語教育に関する限り、高卒のレベルで止まったままです。英文科に進学した人々は、その後大学などで、言語史、文法、言語学、音声学などで専門的な教育を受けたのでしょうね。そんな奴がこんなブログを書いていて良いのか時々自問しますが、答えは常に" Go, go! "ですね。Of the people, by the people and for the peopleなのです。
『ウェブスター辞書あるいは英語をめぐる冒険』という和訳本を読んでいたら、最初の方に、見慣れない「離接詞」という言葉が登場しました。その本はそれを話題にしていたわけではなく、読者に馴染みの薄そうな用語を著者はわざとピックアップしただけだと私は想像します。検索で探してもあまり解説は出てきませんね。ひとつだけ見つけたので、ここに引用します:
quoting 英語の副詞は①付接詞、②離接詞、③合接詞の3種類に分類できます。その中でも②の離接詞 = 文修飾の副詞は、重要であるにもかかわらず…(unquote)以下の中のYouTubeで説明がなされますが、出展は以下にありますが、このブログを読み進めるためにはそれを見る必要はありません。
https://teika-eigojuku.com/2022/05/20/%E8%8B%B1%E6%96%87%E8%A7%A3%E9%87%88%E3%80%90%E6%8E%A5%E7%B6%9A%E8%A9%9E%E3%80%91%E9%9B%A2%E6%8E%A5%E8%A9%9E%E3%82%92%E9%81%A9%E5%BD%93%E3%81%AB%E8%AA%AD%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%9B/
まったく知りませんでしたね。副詞が3種類に?驚きです。ですが、そこに埋め込まれている動画の頭の部分を見ただけで、わかります。Happily, he didn't die. (vs He didn't die happily.)のような例文での太文字のHappilyのことを離接詞というのですね。英語ではdisjunct。
「英語では -i- は強い」つまり-i-の綴り字部分の音節にアクセントが付くという第1法則(例外もあります)、文法用語は形容詞のような語形をしている、という第2法則は、私のような低知能の人が何十年も英語に接してきて得た「法則」です。ヨハネス・ケプラーが発見した惑星の運動の法則に通じる幼稚さ、あるいは単純さ。しかし、それはニュートン流の後知恵でそう見えるだけなのだ、と本人は強く信じてきました。では、そんな私が disjunct という言葉を知ることで英語の理解が進むか…そんなことはなさそうです。とは言え、我慢してそのビデオを進んでもすぐ途中でやめました。別にこれらの用語を知っていても、知らなくても英語の解釈、作文にはまるで関係がなさそうです。
私の想像なのですが、もしかすると英語を専攻をすると、そんな役に立つとは思えない、しかも教科書を書く人が本当に読者にわかってもらいたいと思って書いているとは思えないような用語が次々に登場するのでは?実はこれはどの学問でもあるあるなのだと思います。中学校で習う三平方の定理(ピタゴラスの定理)、あなたは証明できます?実はこれには122通りの証明方法があるのだそうです。でもおそらく大事なことは証明方法よりは、そこで得られる「何か」では?何かとは「う~ん」とうなりながらも目指す回答を得ようとする力。挑戦せずに投げ出すのではなく、「俺には解けるはず」という気持ちのことです。
私は英語の新聞、雑誌の記事あるいは論文などを読んでいて、自分の好きなあるいは得意な分野の話で、知らない単語に出会うと少し燃えます。ちょっと悔しいです。そこで、その単語を色々な意味で覚えようとします。あるいは、場合によっては調べたいのを我慢してわざと放っておきます。(想像はします。)2,3回出会って初めて調べて「やっぱり」だったり「少しハズレだったな」こうやってできるだけ新しい言葉、新しい考えとの出会いを私なりに楽しんでいます。つまり、放置プレイ、look-upプレイ、想像プレイですね。変態的なことはないはず…
さて、離接詞ですが、私は悔しさのような感情を持ちませんでしたね。これを知ることで見えなかった何かが突然見えるようになった、というような経験をもたらしてくれそうには思えませんでした。そもそも、こんな英文法の用語を日本語で覚えても、ほとんど私には意味がないような気がします。嬰ハ短調という言葉を知るよりも、C-sharp minorという用語で覚えた方がわかりやすいし、もしかするとあなたの役に立つ可能性が高いでしょう。このブログの読者すべてにこれが当てはまるかはわかりません。ですが、知らない単語があるときにどう向き合うべきかを改めて考えてみるのはいかがでしょう。
さて、本日は私の無知をさらす話題です。私は英語などの語学を専攻したありません。つまり英語教育に関する限り、高卒のレベルで止まったままです。英文科に進学した人々は、その後大学などで、言語史、文法、言語学、音声学などで専門的な教育を受けたのでしょうね。そんな奴がこんなブログを書いていて良いのか時々自問しますが、答えは常に" Go, go! "ですね。Of the people, by the people and for the peopleなのです。
『ウェブスター辞書あるいは英語をめぐる冒険』という和訳本を読んでいたら、最初の方に、見慣れない「離接詞」という言葉が登場しました。その本はそれを話題にしていたわけではなく、読者に馴染みの薄そうな用語を著者はわざとピックアップしただけだと私は想像します。検索で探してもあまり解説は出てきませんね。ひとつだけ見つけたので、ここに引用します:
quoting 英語の副詞は①付接詞、②離接詞、③合接詞の3種類に分類できます。その中でも②の離接詞 = 文修飾の副詞は、重要であるにもかかわらず…(unquote)以下の中のYouTubeで説明がなされますが、出展は以下にありますが、このブログを読み進めるためにはそれを見る必要はありません。
https://teika-eigojuku.com/2022/05/20/%E8%8B%B1%E6%96%87%E8%A7%A3%E9%87%88%E3%80%90%E6%8E%A5%E7%B6%9A%E8%A9%9E%E3%80%91%E9%9B%A2%E6%8E%A5%E8%A9%9E%E3%82%92%E9%81%A9%E5%BD%93%E3%81%AB%E8%AA%AD%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%9B/
まったく知りませんでしたね。副詞が3種類に?驚きです。ですが、そこに埋め込まれている動画の頭の部分を見ただけで、わかります。Happily, he didn't die. (vs He didn't die happily.)のような例文での太文字のHappilyのことを離接詞というのですね。英語ではdisjunct。
「英語では -i- は強い」つまり-i-の綴り字部分の音節にアクセントが付くという第1法則(例外もあります)、文法用語は形容詞のような語形をしている、という第2法則は、私のような低知能の人が何十年も英語に接してきて得た「法則」です。ヨハネス・ケプラーが発見した惑星の運動の法則に通じる幼稚さ、あるいは単純さ。しかし、それはニュートン流の後知恵でそう見えるだけなのだ、と本人は強く信じてきました。では、そんな私が disjunct という言葉を知ることで英語の理解が進むか…そんなことはなさそうです。とは言え、我慢してそのビデオを進んでもすぐ途中でやめました。別にこれらの用語を知っていても、知らなくても英語の解釈、作文にはまるで関係がなさそうです。
私の想像なのですが、もしかすると英語を専攻をすると、そんな役に立つとは思えない、しかも教科書を書く人が本当に読者にわかってもらいたいと思って書いているとは思えないような用語が次々に登場するのでは?実はこれはどの学問でもあるあるなのだと思います。中学校で習う三平方の定理(ピタゴラスの定理)、あなたは証明できます?実はこれには122通りの証明方法があるのだそうです。でもおそらく大事なことは証明方法よりは、そこで得られる「何か」では?何かとは「う~ん」とうなりながらも目指す回答を得ようとする力。挑戦せずに投げ出すのではなく、「俺には解けるはず」という気持ちのことです。
私は英語の新聞、雑誌の記事あるいは論文などを読んでいて、自分の好きなあるいは得意な分野の話で、知らない単語に出会うと少し燃えます。ちょっと悔しいです。そこで、その単語を色々な意味で覚えようとします。あるいは、場合によっては調べたいのを我慢してわざと放っておきます。(想像はします。)2,3回出会って初めて調べて「やっぱり」だったり「少しハズレだったな」こうやってできるだけ新しい言葉、新しい考えとの出会いを私なりに楽しんでいます。つまり、放置プレイ、look-upプレイ、想像プレイですね。変態的なことはないはず…
さて、離接詞ですが、私は悔しさのような感情を持ちませんでしたね。これを知ることで見えなかった何かが突然見えるようになった、というような経験をもたらしてくれそうには思えませんでした。そもそも、こんな英文法の用語を日本語で覚えても、ほとんど私には意味がないような気がします。嬰ハ短調という言葉を知るよりも、C-sharp minorという用語で覚えた方がわかりやすいし、もしかするとあなたの役に立つ可能性が高いでしょう。このブログの読者すべてにこれが当てはまるかはわかりません。ですが、知らない単語があるときにどう向き合うべきかを改めて考えてみるのはいかがでしょう。