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このブログでのネタのシリーズのひとつは、有名人の残したbest quoteです。本日はニュートンです。
Isaac Newton (1642-1727)は、おそらくsavant syndromeを患っていたであったろうと言われています。ですが、300年以上も前の人であり、実態は現代の素人にはわかりにくいのだろうと思います。ただ、私が知る彼の断片からはそうは思えません、歴史上稀な天才だとは思いますけど。
彼は84歳で死に、ウェストミンスター寺院に、国王たちの墓に囲まれて、葬られました。別の墓に葬られて改葬されたのではありません。科学者でウェストミンスターに葬られた最初の人だそうです。いかに生前から名声が高かったかを知ることができます。生まれたときは未熟児で医者からは短命だろうと言われていたそうですが84年生きました。生まれはリンカーンシャーの小さな町Woolsthorpe-by-Colsterworthで、ロンドンから約150km位北にあります。家系は平民ですが、Queen Anneにより1705年ナイトに叙されました。面白いなあと思うのは彼の家の家紋court of armsです。黒地にX型に太い骨(腓骨)を組み合わせた、まるで海賊のようなものです。気になる方は、下記をチェックしてみてください。彼は、実際にこれを手紙のシールなどで使用していました。
https://en.wikipedia.org/wiki/Isaac_Newton
彼が残した名句はたくさん伝えられておりますが、私が最も素敵だなと思うものを本日は取り上げます。オリジナルの前後関係を探りましたが、詳しくはわかりません。ただ、あるサイトでは、彼の人生における業績をを要約してみるように問われて、ニュートンが応えて述べた、と言われています。現代英語ですので、おそらく編集されているのでしょう。
I know not how I seem to others, but to myself I am but a small child wandering upon the vast shores of knowledge, every now and then finding a small bright pebble to content myself with while the vast ocean of undiscovered truth lay before me.
every now and then は、every なしでも見かけます。M-Wの説明と併せて書くと、everyが付くときもあれば、付かない時もあり、now and then 以外にnow and againもある、ということのようです。everyが付く方が頻度が高いという含みがあるのだとか。いずれにせよ、それらは全部「時々」でよろしいのでは。
本当は、while以下を上記の語順からではなく、後ろから訳し、岸辺(shores 複数形なので「大陸」「陸地」とも訳せる)と大海原vast oceanとを対比させたいのですが、このやり方は、麻薬です。それをやると、英語を文末から訳す、という麻薬を利用することになります。また、この文は、私の好きな文なので、本当はもう少し、良く響く日本語にしたいし、できるのですが、それをやると少し原文から離れることになります。あなたも私も学んでいる身ですので。このブログでは和訳はほとんどしません。読者に、ある一定レベルの英語力を求めていますので、その必要がないからです。ただ、原文のまま味わうだけでも素晴らしいquoteを、更に日本語として洗練させる、という試みは価値があると思います。ましてや、この英語がニュートンの当時の、古い英語で書かれていたのであれば、ぜひそれに合わせて、古雅な日本語に訳することも意味があるでしょう。
このニュートンの文は、英語でも、日本語でももう少しいじりたくなります。いじればもっともっと良くなると思います。彼が300年以上前に言ったことは、インターネットの現代にあっても、なんら変わっていないように見えます。
このブログでのネタのシリーズのひとつは、有名人の残したbest quoteです。本日はニュートンです。
Isaac Newton (1642-1727)は、おそらくsavant syndromeを患っていたであったろうと言われています。ですが、300年以上も前の人であり、実態は現代の素人にはわかりにくいのだろうと思います。ただ、私が知る彼の断片からはそうは思えません、歴史上稀な天才だとは思いますけど。
彼は84歳で死に、ウェストミンスター寺院に、国王たちの墓に囲まれて、葬られました。別の墓に葬られて改葬されたのではありません。科学者でウェストミンスターに葬られた最初の人だそうです。いかに生前から名声が高かったかを知ることができます。生まれたときは未熟児で医者からは短命だろうと言われていたそうですが84年生きました。生まれはリンカーンシャーの小さな町Woolsthorpe-by-Colsterworthで、ロンドンから約150km位北にあります。家系は平民ですが、Queen Anneにより1705年ナイトに叙されました。面白いなあと思うのは彼の家の家紋court of armsです。黒地にX型に太い骨(腓骨)を組み合わせた、まるで海賊のようなものです。気になる方は、下記をチェックしてみてください。彼は、実際にこれを手紙のシールなどで使用していました。
https://en.wikipedia.org/wiki/Isaac_Newton
彼が残した名句はたくさん伝えられておりますが、私が最も素敵だなと思うものを本日は取り上げます。オリジナルの前後関係を探りましたが、詳しくはわかりません。ただ、あるサイトでは、彼の人生における業績をを要約してみるように問われて、ニュートンが応えて述べた、と言われています。現代英語ですので、おそらく編集されているのでしょう。
I know not how I seem to others, but to myself I am but a small child wandering upon the vast shores of knowledge, every now and then finding a small bright pebble to content myself with while the vast ocean of undiscovered truth lay before me.
every now and then は、every なしでも見かけます。M-Wの説明と併せて書くと、everyが付くときもあれば、付かない時もあり、now and then 以外にnow and againもある、ということのようです。everyが付く方が頻度が高いという含みがあるのだとか。いずれにせよ、それらは全部「時々」でよろしいのでは。
(every) now and then
(every) now and again
every so often
なお、どの辞書でも共通しているカッコの使い方があります。( )は省略できる単語、[ ]は直前の語と入れ替えできる単語を表します。すると上記の3行に渡る組合せは2行に圧縮できます:
(every) now and then [again]
(every) now and again
every so often
なお、どの辞書でも共通しているカッコの使い方があります。( )は省略できる単語、[ ]は直前の語と入れ替えできる単語を表します。すると上記の3行に渡る組合せは2行に圧縮できます:
(every) now and then [again]
every so often
(私の訳)自分が他の人にどのように映るかは知るところではありません。が、自分としては、科学(knowledge)という広大な浜辺の上でさまよい、時折、素晴らしく輝く小石を発見する幼児に過ぎないと思っています。その眼前には、まだ知られていない真理の広大な大海原が広がっているのです。
(私の訳)自分が他の人にどのように映るかは知るところではありません。が、自分としては、科学(knowledge)という広大な浜辺の上でさまよい、時折、素晴らしく輝く小石を発見する幼児に過ぎないと思っています。その眼前には、まだ知られていない真理の広大な大海原が広がっているのです。
本当は、while以下を上記の語順からではなく、後ろから訳し、岸辺(shores 複数形なので「大陸」「陸地」とも訳せる)と大海原vast oceanとを対比させたいのですが、このやり方は、麻薬です。それをやると、英語を文末から訳す、という麻薬を利用することになります。また、この文は、私の好きな文なので、本当はもう少し、良く響く日本語にしたいし、できるのですが、それをやると少し原文から離れることになります。あなたも私も学んでいる身ですので。このブログでは和訳はほとんどしません。読者に、ある一定レベルの英語力を求めていますので、その必要がないからです。ただ、原文のまま味わうだけでも素晴らしいquoteを、更に日本語として洗練させる、という試みは価値があると思います。ましてや、この英語がニュートンの当時の、古い英語で書かれていたのであれば、ぜひそれに合わせて、古雅な日本語に訳することも意味があるでしょう。
このニュートンの文は、英語でも、日本語でももう少しいじりたくなります。いじればもっともっと良くなると思います。彼が300年以上前に言ったことは、インターネットの現代にあっても、なんら変わっていないように見えます。