字幕なしの英語聴き取り応援団

英語の映画などの発話部分だけを編集、抽出して、繰り返し聞くという学習方法をおすすめするブログです。留学などの費用、時間をかけずに、実用的な英語力を涵養することができます。3か月以内に結果を出しましょう。既に210本以上の映画を紹介済み。

2021年03月

137 words/phrases


She can be turned  彼女は転向するかも。

CT?  computer technology?

He didn't make me. make 身元が割れる、知られる(slang)

get over 渡る

protocol 手順

work one’s way 苦労して進む

show-off 目立ちたがり屋

credit 称揚する

I should have been one alley over.  露光を上げた方がよかったな alleyにはそのような意味はないはず。alley lightとは、照射用の光源のこと。この語を流用した?

TDY temporary duty assignment 政府の見習い職待遇 これを動詞にしている。

field office 現地事務所

ride 事務処理する

desk=duty ここでは

Intel=intelligence

liaison 連絡係

infiltration 侵入

deviant 変質者

lurid ぞっとするような

FISA=Foreign Intelligence Surveillance Act《米法》外国諜報活動偵察法

cover 援護

outthink 出し抜く

duck down かがむ

just so you know=for your info

Shared posting 共通の職務

answerable 報告義務のある

pound sign=#

No detail is insignificant.

Insignificant=too smallと置き換える-->どんな詳細でもtoo smallであることはない。細大漏らさず

Gene can fill you in

Geneが君に説明できる

bordering on ほぼ (<~と境を接する)

cocky 生意気な

bordering on cocky onの後は名詞が普通。破格の用例。

combo lock 二重鍵

Take nothing personally. 被害意識を持つな =Don’t take anything personally.

antiquated 古臭い

req form=request form?

pissing purple???

as dumb as a bag of hammers (slang)=very foolish

rosary ロザリオ

riflery 射撃

24l7 24/7のこと

lapsed 信仰を捨てて

within earshot 聞こえるところに

been read???

squad 小隊

portrait sitting ポーズをとることをsittingという。

ACS=access control system?

relic 遺物

bandwidth 情報処理能力

red had 参謀将校

turf protection 縄張り争い

spot 気付く

clearance アクセス制限

mole 二重スパイ

counter-operational 即時対応できない

picky 口うるさい

devious ずる賢い

deacon 助祭

varsity 代表チーム?

Planned Parenthood 家族計画

GS-11 公務員給与等級

facility 才能(ここでは)

get one's hand on sth ~を入手する

perversion 性的倒錯

hard on sb ~に辛く当たる

grocery-cart Catholics 直後で説明される

snoop 嗅ぎまわる 犬のsnoopyの元の語

rig 不正を仕込む

give out 他に配る

make fuss 大騒ぎする

afterthought 付け足し

perks=perquisite 役得

politick (vt)政治活動する

have no stomach for ~に関心がない

What's the trouble? (ここでは)それで良いじゃないか

shoot one's mouth off ペラペラしゃべる

Kenneth Starrスター特別検察官、モニカ・ルインスキー事件を指揮

Continuity of Government Program: The Continuity of Government (COG) program ensures the survival of essential federal government leaders and agencies in the event of a severe crisis. (encyclopedia.com)

handle 金額

compromise おとしめる

defector 亡命者

inadmissible 証拠力のない

not that ~というわけではないが

anecdote エピソード

baffler

dead drop 受渡場所

bigot list スパイ対策要員リスト(bigot由来不明とされる)

misread 読み間違える(cf mislead)

not quite とまでは行かなない これをneverにしたもの。

slog のそのそ歩く

setback 失敗

errantly 間違えて

retarded child 知恵遅れの子

pique (vt)そそる

Knock it off やめろ

paper route 新聞配達順路

Annapolis 海軍兵学校のmetonym

in-pocket 金銭手にプラスの???

klutz おっちょこちょい

bounce テカリ

scrutinize 検査する

dead shot 射撃の名人(cf shot dead)

take it out on sth ~に向ける

double or nothing いちかばちかの勝負◆【語源】次の賭けで負けたら、損失額が2倍になるか、勝ってもチャラ[差し引きゼロ]になる状況から(英辞郎)

faggot=gay

jollies (plural)楽しみ

Have you been in my briefcase? このinの品詞、意味は何だろう?

come out firing 撃ちまくる

out of turn 軽率に

power play 力の行使

sew it up うまくやる

abort 中断する

SSG  Special Surveilance Group

imbecile まぬけ

ghosting school???

overstep 度を超す

account (vi)説明する

case 変人

colossally 際限なく <colossus (L)巨像

as much to blame for this as anybody この責めを負うことにおいては誰にも負けない

pristine まっさらの

Imminent いますぐ

beneath (prep)値しない-->俺を見張るのはロシア人の沽券にかかわるだろうね

SVR?

ground (vi) 駐機する=二重スパイを止める?

seclude 隠遁させる

emanation 放射

slur ろれつが回らなく話す

surly ぶっきらぼう

that's about it そんなとこですかね

he's dying to make it 死ぬほどそうしたい

bumper-locking 接触しそうな車間距離で追跡すること

I can read anyone 意味は、恐らく、「俺なら誰の嘘でも見抜けるさ」

prone うつ伏せの

 

ゆっくりと話す人が主役の映画です。ストーリーは単純です。初心者向けに良い「教材」だろうと思います。ただ「らしく」見せるためでしょうが、FBIで使われそうなinitialismがたくさん出て来ます。私には意味不明のものがたくさんありました。その点を除けば、あるいは気にしなければ、初心者には良いと思います。ちなみにinitialismは聴き取りの邪魔をしないと私は考えます。

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映画:『アメリカを売った男』(原題 Breach)

公開:2007年

ジャンル:サスペンス、実話

時間:110分

脚本: Billy Ray (Script.comではAdam Mazerとなっています)

原作: -

監督: Billy Ray

配役:
Chris Cooper as Robert Hanssen

あらすじ:
実話。FBI捜査官Hanssenが逮捕されるまでの2箇月を映画化。見習い捜査官がHanssenのofficeに配属されます。

聞き所:
特になかったと思います。主役Chris Cooperが中西部出身の一部にみられる、ゆっくりとした話し方をします。この点で、これはとりわけ聴き取り初心者には良い教材だと思います。

訛り:
なし

私の評価:
エンタメ度   つまらない 面白い
文化理解要求度 高い   ★★ 低い  
熟語、俗語量  多い   ★★ 少ない 
早口度     早い   ★★★ 普通
ビジネス用例  少ない  ★★ 多い 
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合計           9★(満点15★)

台本総語数:8.2k   平均より2割少ない

スピード:8.2k/120/2=136  Chris Cooperはゆっくりと話します

難解語割合:137/8.2k=1.67% やや多い

予告編:(この映画のMT(movie trailer)を見ることができます)



stage directionのないscriptです。

コメント:

(1)この映画のコメントではありません。この映画の中の予告編のひとつが、私が最近このブログのために見た映画に関してのものでした。YouTube版は実際にシアターで使われるものとは全く違うことがよくわかりました。"Official Trailer"というように説明されていても、シアター版とは同じではないのですね。

(2)いくつかのお決まりの設定があります。Irish系、Catholicismなどなど。これに注目して映画を見ると、アメリカが見えるかも知れません。

本日の歌はYankee Doodleです。これは世界中の誰でも知っているメロディーです。日本では『アルプス一万尺』という歌詞で知られています。これは非常に古い歌だそうで、独立戦争の頃に歌われ出したという話です。今日これを聞く最も一般的なケースはアメリカの7月4日の独立記念日です。ただし、独立戦争とはまったくの日本語であり、英語ではAmerican Revolutionといいます。覚えておきましょう。

いくつかの検索エンジンがありますが、やはり一番使われているのはGoogleでしょう。Googleのトップページはスッキリしていて私は好きです。そのロゴの部分に、何かの記念日だと、いつもと違う絵柄が出てくることがあります。これをGoogle Doodleといいます。本来の意味よりもゴロで組み合わされた単語だと思います。ここでdoodleは「いたずら書き」のことです。

ただ別の意味もありそうですが、小さな辞書には出ていません。それは「バカ」のことです。手元のRH2では古語という説明がありますが、そうとは私は思いません。ただ、バカの意味を私なりに付け加えると、別に白痴という意味ではなく、普通のものがバカなことをしている、という方のバカではないかと私は思います。千鳥足の酔っ払いのことをdoodleというようなイメージで私はおります。

Yankee doodleというのは、おそらくBritish soldiersがAmerican soldiersのことを馬鹿にした歌詞だろう、ということです。ということは、やはり独立戦争の頃の歌と思って良いのだろうと私は思います。ただ、歌詞はオリジナルのものから相当変わってきているはずで、何が「正しい」あるいはオリジナルのヴァージョンなのかはまったくわかりません。今日貼付したこのclipは、音声としてはあまり出来はよくありませんが、他のものだとlyricsが出てくるものが多いので、これを選びました。

なお、余談ですが、doodleしたようなhand-writingのことを、英語の難しい言葉でgriffonageと言います。発音は英語式ですが、言葉は、実はフランス語です。つまりフランス語からの借用語です。意味は同じ「悪筆」です。plain Englishではscribbleに近いのでしょうが、scribbleは動詞です。



タイトルは違いますが、昨日から続く話題です。昨日は少し誇張し過ぎたところがありますが、今日あなたが長年抱いてきた疑問が完全に解けるかも知れません。

昨日の音声ファイルをお聞きになった方はある「法則」のようなものを見つけたかも知れません。それは極めて弱い(あるかないかの)Lの発音は、すべて強アクセントのない音節でなされている、ということです。単語の最後にあるL音もこれに含まれます。

それに対して、我々が教科書的に習うLの発音、すなわち、上の前歯の根元に舌をゆっくりと強く押し付けてする発音もあります。前者をdark L、後者をlight Lと呼びます。つまり、同じLの音でも英語では2種類あります。dark Lの音については説明を省略しているものが大半だろうと私は思います。なお、light の代わりに clear を使う人もいますが、同じものを指しています。

発音記号ですがlight Lは/l/、つなわち普通のLの小文字です。これに対して、厳密に言うと、dark Lの方は/ɫ/を使います。これは基本的には/l/と同じですが、それにtilde ~ が付いています。算数で書くと/ɫ/=/l/+/~/という訳です。tildeは日本語では「チルダ」と呼ばれます。アルファベットには字に名前がついていますが、私はこの「ティルダ付きのエル」の名前を知りません。ティルダ付き小文字があるならば、きっと大文字もあるよね、と思ったあなた、正解です。Łがそれです。英語ではtildeと呼ばずにstroked Lと呼ぶとそれはŁ、ɫを指しますが、tildeを使う人も一部にいます。あるいはswung dashです。スペイン語かポルトガル語にある文字のようですが、私にはよくわかりません。

発音ではどうするか。/ɫ/では、舌を上の歯茎の下に付けて、舌の後ろを上げます。音としてはほとんど「ゥ」「ォ」です。これが最近の日本語でwonderfulをワンダホーと書く理由です。(少なくとも私はそう思っております。)この直後に母音が来る場合には、この/ɫ/は/l/となってリエゾンします。昨日取り上げた音声ファイルではこの人(Tilda Swinton)はおそらく舌を歯茎に付けないでɫを発音しているところがかなり多いという印象です。George Clooneyもそうだと思います。この発音の仕方はvelarization 軟口蓋化と呼ばれます。これには個人差があるように私は感じます。ちなみに、私はこの舌の後ろを上げるのがあまりうまくありませんので、velarizeさせずに発音します。

/ɫ/の発音にもし問題点があるとすれば、それはリズムが特に大事な場合です。例えば、feelと発音するとき/fíːɫ/とすると音節数は1ではないように聞こえます。普通の文ではよろしいのですが、詩などではこれは2音節と同じ扱いになりますので、意図的にvelarizationさせない場合があります。歌でもそうですね。

ちなみに、feelの辞書での発音記号は/fíːl/です。明確に説明されることなくそう表記されます。私の意見では、日本人学習者のためには、/fíːɫ/と書くべきだと本気で思っております。なぜそうされないのでしょうか?それはおそらく辞書編集者が発音のことをよく知らないからではないでしょうか。日本人にはL、Rの音は大きな課題です。それを少しでも助けてやろうという気持ちが編集者にあれば、そのような一歩進んだ表記になっていたはずです。

最後に。私が昨日の音声ファイルをembedしようと決めた理由は、その発声をしている女優がTildaつまりtildeの女性形だからです。ほぼおやじギャグです。これであなたにはunforgettableになったでしょう。

L、Rの聴き取りで、とりわけややこしいのはLの方だとご理解いただけましたでしょうか。R音は簡単です。一通りの発音しかありません。

このpostを開くと同時に音声ファイルが再生される可能性があります。ご注意ください。

最近私は邦題『フィクサー』という映画を見ました。近々このブログで教材として使います。その中で、ちょっと興味深い音声があります。それをコピーして以下にembedします。

このブログをスマホで見る方には、自動再生になるかと思いますので、ご注意ください。

このブログをPCでご覧になる方は、再生のマークをクリックすると聞けます。

このdialogの声はTVのinterviewerらしき人が法務部門のトップの女性をinterviewしています。このintervieweeの女優はTilda Swintonで、 Karenという役を演じています。私にとって問題なのは、この女優のLなどの発音です。Tilda Swintonの発音をこの映画からコピーして以下にembedします。まずはそれを聞いてみてください。約1分半あります。


transcript:
At the moment, U/North currently has 70,000 employees...in 62 countries around the world. Around the planet. Operating in 62 countries around the planet. At work in more than 60 countries around the globe. We have... We have, right now...We have...At U/North right now, we've got 75,000 employees......in over 60 countries around the planet. We are a very successful and highly diversified company......so you can imagine......the volume and the variety of legal issues we have to deal with is...Overwhelming. It's just enormous. So you can imagine, the volume of legal issues... It's quite substantial. And as general counsel, what I do......what our in-house department does......is to analyze the dimension of the problem or the opportunity......to determine the jurisdiction......and to outsource our business......to those firms and talents that we think can help us the most.

So with all that pressure and workload...... how do you keep a balance between work and life?

Balance? I think that's, um...That's something that......you search for your whole life, isn't it?

問題1 この人のL-soundが各所で、dropしている。典型例はbalanceにて。(他にもたくさん。)
問題2 at work の発音は avokinに私にには聞こえる。

この女優Tilda SwintonはBritishのようです。他のところではかなりAmericanな発音が多いのですが、なぜかこのインタビューの場面では、変な発音です。

正直に申し上げて、私はこのような発音に当惑させられます。どのようにして対応すべきかわかりません。このような発音が知っている単語で話される限りはOKですが、知らない単語の場合には、おそらくお手上げではないでしょうか。私の意見としては、このような音を、SAE (Standard American English)で聞くことはないだろうとは思いますが、それにしてもL-R soundというのは我々に重くのしかかる事柄だと改めて感じます。明日に続きます。


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